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■モノづくりのまちとして知られる大田区は住宅とともに3500もの町工場が混在している。高齢化が進むなかで、高い技術力の衰退の危機を救いたいと、地元で開業した税理士が新しい拠点に選んだのは、まさに使われなくなった町工場。
街にひらき、気軽に相談にのってもらえるような拠点を、町工場地域のどまんなかに置く。

土間玄関に続く、ミーティングスペースはガラスの引き戸で街路にオープン。天井は木ルーバーにすることで既存の工場の天井高さを生かした開放感を感じられる構成になっている。。


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■DETAIL
[通称]M税理士事務所in大田区の町工場
[用途]事務所
[規模]鉄骨二階建の一階部分
[計画地]東京都大田区
[竣工]2021/5
[施工]佐野建具
[撮影]たてものと暮らし研究所